小さいころから知らず知らずのうちに育まれる自己肯定感
沢山の親子さんと交流すればするほど、
日本の美学でもある、謙遜、謙虚な気持ちが、
幼少期の育児の妨げになっているなぁと感じる事が多いです。
親御さんは他人の子は誉めるけど(お世辞も含み)、
自分の子は謙遜してダメなところを話題にする。
これ、ホントに当たり前のように皆さんしますし、されてきたんじゃないでしょうか?
こちらが、親御さんの事も誉めると、やはり謙遜します。
「ありがとうございます」とキャッチ出来る人は本当に少ないです。
{奥ゆかしさ}みたいな、日本の美なのかなと思いますが、これを聞いている子供達は、そうなんだと感じ、とらえ、そう思います。そのまま洗脳されていきます。
世界にでると本当に肌で感じる自己肯定感の違い
どこかの調査で、
日本人の自己肯定感はとても低いと出ていますよね。
グローバル社会に生きる子供達には、もっと自己肯定を高めないと、
生きづらい思いをしてしまったり、一歩下がってしまう子供になっていきます。
その一つを例に出しますと、能力として顕著に差が出るのは、英語等の外国語の能力です。
これは、
英語と日本語の文法の違いや、日本の英語の学習方法、単語の語源にまったく共通点が無いなど、そういうことももちろん関係していますが、
圧倒的に、自己肯定感の低さが、英語のアウトプット(会話として英語を口にすること)にものすごいブロックをかけています(無意識に、脳が能力を発揮できない状態になっている)。
このお話はかなり重要なので、また詳しく書きます。
何よりも小さいうちは、否定的な表現は聞かせ無いでほしい。
親御さんの何気ない会話の中にも、その子を洗脳していくことがあります。
「うちの子は〇〇だから~」これ、良く聞きますが、良い表現はほとんど入りません。
勘違いしてるとか、親バカだと思われたら、とか、色々と考えてしまう方が本当に多いです。
少し親バカくらいでよいのです。
謙遜しない=甘やかしではありませんので、安心してください。
そこを明確に区別するようにしましょう。
子供の自己肯定感を伸ばすためにも、
無駄な謙遜は少し抑えて、
素直に嬉しいと表現できるよう、
大人も、子供の幼少期だけで良いですから、心がけていけると良いですね!