人の気持ちを察する力、気遣いが、裏目にでることも?!
他人の気持ちを推し量ること。
必要な能力ですし、そこで優秀だなと思われること、優しいなと感じてもらうことが出来たりするので、重要な能力ですよね。
しかし、それも行き過ぎてしまえば、わが子への影響として良くない部分も出てきてしまいます。
お友達とのトラブルを、起こる前から察してしまったり、
周囲への気遣いが、過剰な子供の制御、過剰な躾(叱り方)に繋がる事が多いです。
その感度の良い能力は、多少封印出来れば良いのですが、そこはなかなか出来ません。
真面目で優しい人や、親御さんご自身が出来る方ほど、起こりうる現象です。
親自身もそれにストレスを感じている?
あ、あの人、うるさい!って思ったな。
あ、今、うちの子、この人の邪魔だったな。
あ、あの子はこれで遊びたいのに、うちが独占してるな。
こんなこと、思いませんか?
全て、他人の思いに共鳴しています。
この力は、子供達も積極的に伸ばしていますが、ここからの親のアクションが問題です。
子供の月齢によって、対応方法は変わっていきますが、以下のパターンは残念な例。
「静かにしなさい!」
「どきなさい!」
「お友達に貸しなさい!」
指示、命令。
これで動けてしまう子は、指示がなければ動けない子になりやすいし、長いものに巻かれるようになるでしょう。酷い場合は、将来引きこもりニートになる事もありえます。
うちの子、ホントにじっとしてなくて。。。
うちの子、周りが見えなくて。。。
うちの子意地悪するんです。。。
こんな流れになる方は、
子供の伸ばしてあげられるところを、伸ばせずに、親御さんのストレスもためています。
子供は未だ日常が練習中、成長途中であるという事を忘れて、仕上がってる大人目線ですぐにジャッジすることがそもそもどうなのか?ということからまず考えて行きましょう。
ほとんどの事は落ち着いて分析すれば、大丈夫です。
その、1つ1つを、どうやって親御さんが自力で落ち着いて分析出来るかを、
その都度、みなさんにお伝えしていますが、
まずは、子供がどうしたかったのか、そこに共感、共鳴してあげてください。
まずはそこからです!
子供はまだまだ、脳を成長させています。
親の言葉で、親の態度で、成長に影響があります。
成長を止めないようにしていくためにも、全ての出来事を過度に受け止めず、
リラックスして笑顔の時間を増やして行きましょう!