【ペアレント・トレーニング】
ソンリサのクラスは、子供の能力を伸ばす教室です。
子供達の為のレッスンなのですが、まず、親としての腕をあげてもらうこと、
ここがお子さんの成長に一番重要なので、
「ペアレントトレーニング」のお話もしています。
子供は本来、探求意欲や模倣を上手に生かすことが出来れば、
グングンと素晴らしい成長をしていきます。
それを1番願っていながら、止めてしまうのは、実は身近な親です。
ピリピリ、ガミガミしてしまう日々と、
ニコニコ、楽しめる日々と、
どちらの親が子供の成長に良いかは、おわかりですよね。
しかし、現実は。。。
やって欲しくないことをやられた!
急いでるのに、拘って時間を取られる!
あ〜イライラ!
今まである意味、親のコントロール下にあった赤ちゃんだった我が子が、
人格がハッキリしてきて、手に負えないと感じてしまう親御さんも少なくありません。
なんでこんな風になるの?
なんでこんなに困らせるの?
言うことを聞いてくれない。。
喧嘩になっている親子も(親が感情的に対応してしまう)
よく見ますし、少なからず、ご経験があるでしょう。何を隠そうこの私も、たくさんの葛藤を繰り返し、今も直面しているところです。
この事は、愛着形成のところでもお話ししていますが、
『子供と親が繋がっていること』をしっかりと親が認識することです。
イライラすれば逆効果。強く叱れば身につかない。これを知っているだけで
違ってくることがあります。
どこに、誰に、焦点を当てる?
しっかりと繋がっている親子は、子供の自我が伸びてくるころの
イヤイヤ期といわれる時期を上手に乗り越えることが出来ます。
子供の視点で見える習慣が育っていると、汚された部屋の中を片付ける「私」に焦点を当てずに、何がやりたかったのかな?どんな探求だったのだろう。そこを満たす遊び方、取り組みってあるかな?
そんな風に「子供」の視点で考えられるようになっていると思います。
せっかくこうしたのに!とか、また片付けなきゃ!とか、ママの視点で考えてしまうと、感情的になってしまう事が増えてしまうと思います。
日々のレッスンでは、具体的な事例のご相談から、良い案をお伝え出来ればとお話ししています。
ペアレントトレーニングとは、
忙しい生活の中、
神になれと言っているわけでは無く、
子供の発達過程を理解して、
少しでも客観的に見れないか、
少しでも気持ちの切り替えが早くなれないか。
工夫したやり方がないか。
それをお伝えしています。
今、育児中の方々は、自身の育った過程で「親の言うことは聞け!」というような、納得がいかなくても、力で押さえこまれた育児のスタイルで育てられていることが多い世代です。↓
マルトリートメント
特に刷り込まれている固定観念など、気付かないで繰り返してしまっていることもあります。
1つずつ、納得がいくように、今の時代に合ったそれぞれの育児、多様性の育児をしていきましょうと、お話ししています。